眉の間に刻まれた八の字のシワ。怒っているわけでも機嫌が悪いわけでもないのに周囲に気を使わせてしまったり、家族に「怒ってるの?」そんな心ない言葉を言われたことはありませんか。
眉間に刻まれた深いシワは苦悶の表情や不機嫌なイメージを作りやすく一番解消したい表情ジワの一つです。
ここではそんな眉間のシワの原因から解消法まで詳しく解説します。
眉間にシワができる原因
眉間にしわができる、その原因は“筋肉”です。主に皺眉筋が主な原因ですが、皺眉筋に隣接している鼻根筋、眉毛下制筋も眉間のシワに大きな影響を与えています。
筋肉の収縮がいつも同じ場所で繰り返されるため、常に同じ場所に皮膚のたわみの癖がついてしまい、最初は薄いシワから始まり、徐々に深く刻まれてしまいます。
–眉間のシワの種類
眉間のシワは皴眉筋、鼻根筋、眉毛下制筋が大きく関わっているのですが、その方の表情や癖によってシワが作られます。眉間の場合、5つのタイプのシワ「1型」、「11型」、「Ω(オメガ)型」、「スクランチ型」、「横皴型」に分けることができます。
■1型
眉間の中心に長い縦皺が入っている状態。皺眉筋の外側が強い場合に起こります。
■Ω型
眉間の間の縦じわに連動して前頭部に横じわが作られます。ギリシャ文字の「Ω(オメガ)」のような形のしわが刻まれる。
■スクランチ型
眉間に小さい筋腹の塊のような皺がいくつもできてしまいます。眉間の周りにある筋肉に均等に力が入っている状態。
■11型
1型と同じように眉間の中心に長い縦ジワが刻まれてしまうタイプ。11型の場合は2本できてしまいます。
■横皴型
横じわ型の場合、眉間の横ジワが強く出るタイプです。鼻根筋と皺眉筋が大きく影響しており、鼻の目元に向かってシワができてしまいます。
効果的な解消法
眉間のボトックス
眉間のボトックスの効果はやはり原因である筋肉の動きを緩やかにすることです。
しかし、筋肉の動きを止めてしまうと表情を大きく崩してしまいます。そこで大きな表情が変わらないようにするのが医師の腕の見せ所なんですが、眉間のボトックスは筋肉の動きに関わってきますので、少しは表情を止めてしまうものです。
問題は程度の問題です。女優さんなど表情を仕事としている方などは影響を及ぼす可能性はありますが、一般の人が普段の生活で不自然なほど表情を壊すということではありませんので安心して眉間のボトックスを受けられてもよろしいかと思います。
- 注射だけなので簡単
- ダウンタイムがない
- 効果はまず100%ある
- 表情に影響を与えるリスクは否めない
(眉間へのヒアルロン酸)
深く刻まれたシワの溝はヒアルロン酸を埋めてシワを消し去る。