ボトックス

ボトックス

ボトックスでできること

ボトックスについて
ボトックスでできること
ボトックスの問題点
ボトックス酸注射
ボトックスとは ボトックスとはアラガン社が製造販売しているA型ボツリヌス毒素のことを言います。A型ボツリヌス毒素は神経の伝達をブロックする働きがあり、この神経の伝達遮断を利用することでさまざまな疾患の治療に役立てられています。(眼科領域では眼瞼痙攣などは保険が適応されます。)
美容整形の領域では、表情筋の動きを抑制してシワをできにくくしたり、ワキや手に注射することで汗を止めたりする多汗症の治療としても用いられています。また、最近では美容皮膚科領域で皮脂の分泌を抑制したり、フェイスラインのたるみを改善することにも応用されています。

ボトックスの歴史
ボトックスの治療は、1977年アメリカの医師が眼科の斜視の治療に応用したことが始まりである。その後の研究により、眼科だけでなく神経内科での顔面神経麻痺の治療や、美容外科でのシワの治療など、過剰な筋肉の運動が原因で起こる症状の治療に用いられるようになった。ボトックスは1989年に初めてFDA(アメリカ食品医薬品局)で安全な医薬品として認められ、その後2002年にシワ治療、2004年に多汗症の治療でボトックスの効果が認められた。日本でも1996年に眼瞼痙攣、2000年に片側顔面痙攣、2001年には痙性斜頸治療が厚生省で認可された。最近では2009年に「ボトックスビスタ」がシワ取りなどの治療に有効だとして認可され、美容医療に拍車がかり、日本のアンチエイジング(若返り)に対する意識も更に高まった。ボトックスによる美容目的の治療はシワ取り、小顔治療、多汗症の治療など、手軽で安全に受けることのできる整形として人気が高く、今まで後ろめたい行為とされてきた整形を一般的な治療法として浸透させたと言える。

ボトックスの種類
ボトックスというのはアラガン社製の医薬品のことを言い、厳密に言えばボトックスというのはひとつしかありません。しかし、多くのクリニック(美容外科学会発表によると実際にアラガン社のボトックスは3割程度しか使用されていないとされています。)では純正ボトックス使用と虚偽の広告がおこなわれています。

A型ボツリヌス毒素
製品名 メーカー 製造国
ボトックス ALLEGAN アメリカ、アイルランド
ニューロノックスン
韓国
BTXA
中国
ディスポート ISPEN ヨーロッパ

安全性については医師の考え方にもよって違いますが、BTXAやディスポートなどはアラガン社製との性能比較においても、不純物の含有量、タンパク質(アルブミン)の結合量を含めボトックスが最も優れていると評価されています。
※残念ながら一般の人が美容外科クリニックが実際にどういった製品を使用しているか?知ること、判断することは不可能です。当サイトで掲載している安全なクリニックはアラガン社のボトックスの在庫、納品確認をチェックしている安全な医療機関を掲載しています。

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